備蓄米の放出が始まり、コメ価格の動向に注目が集まっています。

備蓄米の放出が始まり、コメ価格の動向に注目が集まっています。

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政府の備蓄米放出でコメ価格はどう変わるのか
1. 政府が備蓄米をJA全農に引き渡し放出開始。
2. 備蓄米は埼玉県内で精米され、店頭に並ぶ予定。
3. コメ価格の下落が期待されるが、物流コストが影響。

政府は18日、備蓄米をJA全農に引き渡し、放出を開始しました。埼玉県内の倉庫から搬出された米は、県内の工場で精米され、卸業者を通じて販売される予定です。早ければ今月下旬には店頭に並ぶ見通しです。

物流コストの上昇が続く中、コメの価格がどの程度下がるかが注目されています。初回の入札では、15万トンのうち94.2%に当たる14万1796トンが落札されました。

落札価格は玄米60キロ当たり平均2万1217円で、税を含めても直近の相対取引価格を下回っていますが、輸送費が加味されています。
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