予算案採決、与野党の対立は解消されるのか
1. 自民党と立憲民主党が予算案採決日程で対立。
2. 斎藤氏は集中審議時間の延長を要求。
3. 首相の物価高対策に与野党から批判が上がる。
自民党の石井準一参院国対委員長は、立憲民主党の斎藤嘉隆参院国対委員長と会談し、28日の参院予算委員会で令和7年度予算案の採決を提案しましたが、斎藤氏はこれを拒否しました。
石井氏は、28日午前に石破茂首相が出席する集中審議を3時間実施し、午後に締めくくり質疑と採決を行う日程を提案しましたが、斎藤氏は少なくとも5時間以上の集中審議を要求しました。
また、斎藤氏は首相が予算案審議中にも関わらず追加の物価高対策を打ち出したことに反発し、政府側の説明がなければ27日の集中審議も実施できないと伝えました。
首相は予算案成立後に強力な物価高対策を速やかに策定する考えを示しましたが、これに対して与野党から批判が上がっています。
石井氏は、予算案の審議中に補正を行う話が出ること自体が大きな問題だと述べました。