日産の新社長、エスピノーサ氏の戦略はどうなるのか
1. 日産新社長エスピノーサ氏はホンダとの再協議を排除しない方針。
2. 自動運転開発には異業種との協業も検討。
3. 業績悪化を受け、迅速な意思決定で業績立て直しを図る。
日産自動車の新社長に就任するイバン・エスピノーサ氏は、経営統合が頓挫したホンダとの再協議を排除しない方針を示しました。彼は、企業価値を向上させるためには、ホンダを含む他社との議論に前向きであると述べ、異業種との協業も視野に入れています。
特に、自動運転など車の知能化が求められる中で、開発にはパートナーが必要であると強調しました。同業との提携は、車載電池への投資や技術向上に効果があるとし、自動車メーカーにはない技術を持つ業界にも注目する必要があると語りました。
日産は業績が悪化しており、エスピノーサ氏は商品企画責任者としての経験を活かし、車の開発期間の短縮や役員削減による意思決定の迅速化を図り、業績を立て直す方針を示しています。