ディズニーの多様性施策に米当局が注目、調査開始！

1. FCCがディズニーとABCをDEI推進で調査。
2. DEI推進で雇用差別の可能性を指摘。
3. トランプ氏はDEI政策に批判的。

米連邦通信委員会（FCC）は、ウォルト・ディズニーとその傘下の放送局ABCを、少数派に配慮する「DEI（多様性、公平性、包括性）」の取り組みを巡って調査すると発表しました。FCCは、ディズニーがDEIを推進する過程で、雇用面での差別が発生している可能性を指摘しています。

FCCのブレンダン・カー委員長は、ディズニーとABCがFCCの規制に準拠しない形でDEI差別を推進していると懸念を表明しました。ディズニーは、FCCからの問い合わせに誠実に対応するとしています。

また、トランプ前大統領は、バイデン前政権が推進したDEI政策に批判的であり、DEIを進める企業の合併や買収を承認しない可能性に言及しています。