ETCシステム障害が1都6県で発生、交通混乱と事故の恐れも。

1. 1都6県でETCが利用できないトラブル発生。
2. ETC障害で高速道路が大混乱、渋滞や事故も。
3. ネクスコ中日本が緊急記者会見を予定。

東京や神奈川、愛知など1都6県の高速道路でETCが利用できないトラブルが発生しています。原因は不明で、復旧の見通しも立っていません。休日に起こったこのETC障害により、各地の高速道路が大混乱に陥っています。

ネクスコ中日本によると、6日午前0時半ごろから中央自動車道の料金所のETCレーンが設備障害で閉鎖され、他にも東名高速や新東名、新名神などの一部のETCレーンが利用できなくなり、1都6県に影響が出ています。

高速道路の状況をヘリコプターで上空から見ると、本線はそれほど混雑していませんが、料金所に向かう左側のレーンは大渋滞しています。名古屋インターチェンジでは、ETCレーン閉鎖により一般レーンで渋滞が発生しています。

さらに、愛知県内の高速道路で少なくとも5件の事故が発生し、ETC障害による渋滞が関係しているとみられています。この影響で午後4時現在も東名上り東京料金所で3キロの渋滞があり、その他、高速入口付近の一般道でも渋滞が発生しています。

ネクスコ中日本は午後6時半から緊急記者会見を行う予定です。