世界同時株安の連鎖、果たしてどこまで続くのか?

世界同時株安の連鎖、果たしてどこまで続くのか?

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トランプ政権の関税政策、世界市場にどんな影響を与えるのか
1. トランプ政権の相互関税が金融市場を揺さぶる。
2. 中国が対抗措置を発表し、株価が急落。
3. トランプ政策に抗議する集会が全米で開催。

トランプ政権が打ち出した相互関税政策が、世界の金融市場に大きな影響を与えています。前週末には貿易摩擦の激化や景気悪化への懸念から、世界同時株安が発生しました。

特に中国が米国の相互関税に対抗措置を発表したことで、米欧の株式市場で主要指数が急落しました。米国の恐怖指数(VIX)は15ポイント上昇し、2024年8月以来の高水準に達しました。

7日の東京市場では、悲観的な見方が広がる中で取引が始まる見込みです。日経平均株価の先物は大幅な下落を示しており、7日の日経平均も大幅な下落が続く可能性があります。

しかし、米主要株価指数の先物は大幅な続落を示しておらず、トランプ大統領の強硬姿勢に変化があるか注視されています。また、米国ではトランプ氏の政策に抗議する集会が全米50州で開催され、1月の第2次トランプ政権発足後では最大規模となっています。
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