無資格でX線撮影、社長が「証拠を残すな」と指示!

無資格でX線撮影、社長が「証拠を残すな」と指示!

※記事の画像はイメージです

社内の違法行為、どう対処すべきか
1. 医療機器メーカーの営業が無資格でX線装置を操作。
2. 社長が証拠写真を撮った社員を批判し、撮影禁止を指示。
3. 社内外で違法操作の情報が出回り、是正の動きがあった。

医療機器メーカー「ニューベイシブジャパン」の営業担当者が、医療機関で無資格でX線装置を操作していた問題が発覚しました。

この問題に対し、同社の田中孝明社長は、違法行為の証拠として操作の様子を写真に撮った社員を批判し、社内に対して証拠写真の撮影を禁止するメールを送信しました。社長はメールで、証拠写真を撮る行為を「間違った姿勢」とし、「チームワークを乱す」と批判しました。

また、正しい対応として、その場で注意し、違反を即時に止めさせ、コンプライアンス担当に報告することを求めました。

しかし、同社関係者からは「告発者つぶしだ」との指摘が出ており、社内外で違法操作の情報が広まる中、一部の社員が是正のために現場写真を撮る動きがあったことが明らかになっています。
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