円高ドル安の背景にある要因とは
1. 円高ドル安が約7カ月ぶりに進行。
2. トランプ氏がFRB議長を批判し、利下げを要求。
3. 米国のドル高是正要求が円買いを支える。
22日の東京外国為替市場で、円相場が円高に振れ、一時1ドル=139円台を記録しました。これは昨年9月以来の円高ドル安水準です。
背景には、トランプ米大統領がFRBのパウエル議長に対する批判を強め、利下げを迫っていることがあります。トランプ氏はSNSで、インフレがほぼ存在しないとしつつ、利下げが行われない限り経済が減速する可能性を指摘しました。
また、加藤勝信財務相が訪米し、米財務長官と会談する予定で、米国のドル高是正要求が強まるとの観測も円買いドル売りの流れを支えています。