豊田自動織機の株式非公開化は実現するのか
1. 豊田自動織機が株式非公開化を検討中。
2. トヨタなどがSPCを立ち上げTOBで買収案。
3. 資本効率向上を投資ファンドから求められる。
豊田自動織機は、トヨタ自動車の源流企業であり、株式の非公開化を検討しています。トヨタなどが特別目的会社(SPC)を設立し、株式公開買い付け(TOB)での買収案が選択肢として挙がっています。
豊田織機は、フォークリフトや自動車部品の製造、トヨタ車の組み立てを行い、トヨタ株の9%を保有しています。投資ファンドからは資本効率の向上が求められており、純資産は約5兆円です。
SPCにはトヨタやグループ会社が出資し、取引先金融機関が融資することが検討されています。企業価値向上のための資本政策を含め、あらゆる可能性を検討中ですが、現時点で決定事項はありません。