新しいはしご車は市民の安全をどう守るのか
1. 野田市に寄付金で製造されたはしご車が完成。
2. 根本暁さんが寄付し、ドイツ製ベンツを選択。
3. 市内の高層住宅に対応可能なはしご車を配備予定。
千葉県野田市で、市民からの寄付金約2億2千万円を用いて製造された40メートル級のはしご車が完成し、納車式が行われました。このはしご車は、ドイツのマギルス社製で、車体はベンツ製です。
医師の根本暁さんが「人命救助に役立ててほしい」と寄付し、車体は日本製とドイツ製から選べましたが、根本さんの希望でドイツ製が選ばれました。根本さんは、開業医として市民の命を守った父の思いを形に残したいと考え、車体には自身と父の名が刻まれています。
はしご車が配備されれば、市内の全ての高層住宅に対応できるようになります。市長は「使うことがない方がいいが、あると心強い」と述べました。