石破首相のベトナム訪問で何が話し合われたのか
1. 石破首相はベトナムで多角的自由貿易体制の重要性を確認。
2. 防衛装備品供与や安全保障協力の具体化を進める。
3. 経済協力や脱炭素、インフラ整備の推進を確認。
石破首相はベトナムを訪問し、チン首相と会談しました。会談では、アメリカの関税措置に関する意見交換を行い、多角的自由貿易体制の維持・強化の重要性で一致しました。
また、日本からの防衛装備品供与や安全保障協力の具体化についても話し合い、自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた協力を確認しました。
さらに、経済分野では半導体やGX分野の協力拡大、日本企業のベトナムへの投資支援、脱炭素・エネルギー協力、インフラ整備・防災対策の推進についても合意しました。
地域国際情勢に関しては、中国への対応を念頭に、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けた協力を確認しました。