水道水の安全性はどう確保されるのか
1. 群馬県神流町で水道水を飲んだ14人が食中毒。
2. 水道水からカンピロバクターが検出される。
3. 神流町は飲料水の使用を控えるよう呼びかけ。
群馬県神流町で供給される水道水を飲んだ14人が、下痢や腹痛などの症状を訴え、県はこれをカンピロバクターによる食中毒と断定しました。
症状を訴えたのは神流町に住む男女14人で、全員が相原配水池から供給された水道水を飲んでいました。町が配水池の水を検査したところ、飲むことのできる水質基準に適合しておらず、14人のうち4人からカンピロバクターが検出されました。
県はこの水道水を飲んだことによる食中毒と断定しました。14人はいずれも回復傾向にありますが、神流町は当面、飲み水としての使用を控えるよう呼びかけ、対象地区の住民に対し、飲料水のペットボトルを配布しています。