米国のウォルツ大統領補佐官が突然の退任、その背景とは?

米国のウォルツ大統領補佐官が突然の退任、その背景とは?

※記事の画像はイメージです

トランプ大統領の人事決定は何を意味するのか
1. トランプ大統領はウォルツ補佐官を退任させた。
2. ウォルツ氏は情報流出問題で批判を受けた。
3. 国連大使候補に指名し、更迭を否定する狙い。

アメリカのトランプ大統領は、国家安全保障を担当するウォルツ大統領補佐官を退任させると発表しました。これは第2次政権で初めての政権中枢の人事変更です。

ウォルツ氏は、民間の通信アプリで中東・イエメンの「フーシ派」への攻撃計画をやりとりし、その内容を誤って雑誌の編集長に流出させたことで、情報の取り扱いが問題視されていました。

トランプ氏は、ウォルツ氏を退任させる一方で、国連大使候補に指名することで、更迭という見方を否定する狙いがあるとみられます。ルビオ国務長官が当面、大統領補佐官を兼務することになります。
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