憲法記念日、各党の声明に注目!改正を巡る立場の違いが鮮明に。

憲法記念日、各党の声明に注目!改正を巡る立場の違いが鮮明に。

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憲法改正、各政党の立場はどうなるのか
1. 各政党が憲法記念日に声明を発表。
2. 憲法改正に対する意見は各党で分かれる。
3. 改正の必要性と国民の声を重視する姿勢。

5月3日、戦後80年目の憲法記念日を迎え、各政党が声明を発表しました。日本国憲法は1947年に施行され、今年で78回目の記念日となります。各党は憲法の3原則である「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」を評価しつつ、改正に関する意見は大きく分かれました。

自民党は自衛隊の明記や緊急事態対応など4項目の改正を提案し、早期の改正実現を目指すとしました。公明党は国民の声を聞きながら憲法論議に臨むとし、改正への賛否は明確にしませんでした。

立憲民主党は、権力の抑制と人権保障を重視する立憲主義の精神に基づく政治を目指すとしました。日本維新の会は、教育無償化や統治機構改革など5つの改正項目を挙げ、時代の要請に応える新しい憲法を目指すとしました。

国民民主党は、護憲と改憲の二元論に拘泥せず、国民議論をリードするとしました。共産党は、自公政権の防衛力強化を批判し、憲法の平和原則を守るための国民的な共同を呼びかけました。れいわ新選組は、現行憲法を守ることが日本再興の鍵だと訴えました。
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