中絶規制の報道がピュリツァー賞を受賞、その背景とは?

中絶規制の報道がピュリツァー賞を受賞、その背景とは?

※記事の画像はイメージです

中絶規制の強化は女性の命をどう守るのか
1. プロパブリカがピュリツァー賞公益部門を受賞。
2. 中絶規制で適切な処置を受けられず死亡した女性を報道。
3. 米国で中絶の憲法上の権利が否定され、問題が深刻化。

米コロンビア大学は、今年のピュリツァー賞を発表し、プロパブリカが公益部門で受賞しました。プロパブリカは、中絶規制が強化された州で、適切な医療処置を受けられずに命を落とした女性たちの実態を報じました。

特に、母体に生命の危険がある場合の除外規定が曖昧で、医師が措置を遅らせた結果、妊婦が死亡するケースがあると指摘されています。米国では2022年に連邦最高裁が中絶の憲法上の権利を否定し、問題が深刻化しています。

また、ニューヨーク・タイムズ紙は、トランプ大統領の暗殺未遂事件やスーダン内戦に関する報道で、最多の4部門で受賞しました。
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