インドとパキスタンの緊張はどこまで高まるのか
1. インド軍がカシミール地方でパキスタンを攻撃。
2. 双方の攻撃で11人が死亡、衝突が激化。
3. 国連が両国に自制を求める声明を発表。
インドとパキスタンの係争地であるカシミール地方で、テロ事件を受けてインド軍がパキスタンの実効支配地域を攻撃しました。インド国防省は、テロリストの拠点となっているインフラ施設を攻撃したと発表し、パキスタンの軍事施設は標的にしていないとしています。
これに対し、パキスタン側も反撃を行い、双方で合わせて11人が死亡しました。パキスタンメディアによると、インドの攻撃で子どもを含む8人が死亡し、35人が負傷しました。
パキスタン側はインド軍の戦闘機3機と無人機1機を撃墜したと報じ、衝突がさらに激化する恐れがあります。国連のグテーレス事務総長は、両国に最大限の自制を求める声明を発表しました。