トヨタ、今期の純利益が34.9%減少の見通し!その背景とは?

トヨタ、今期の純利益が34.9%減少の見通し!その背景とは?

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トヨタの業績見通しに影響を与える要因とは
1. トヨタの売上高は前年比1.0%増の48兆5000億円。
2. 純利益は34.9%減の3兆1000億円と予測。
3. トランプ関税が自動車販売に逆風をもたらす。

トヨタ自動車は、2026年3月期の業績見通しを発表し、売上高が前年比1.0%増の48兆5000億円、純利益は34.9%減の3兆1000億円と予測しました。

アメリカのトランプ政権による輸入自動車や部品への25%の追加関税が影響し、事業環境の不透明さが増しています。トヨタの主力市場であるアメリカでは、関税が自動車販売に逆風をもたらし、生産や貿易の混乱による景気の冷え込みも懸念されています。

2025年3月期の決算では、売上高が前年より6.5%増の48兆367億円で過去最高を記録しましたが、純利益は4兆7650億円で前年を3.6%下回りました。国内外でのハイブリッド車の販売が堅調に推移し、為替要因も収益を押し上げました。
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