ローマ教皇選出に難航、煙突から黒煙が立ち上る。

ローマ教皇選出に難航、煙突から黒煙が立ち上る。

※記事の画像はイメージです

新教皇はいつ決まるのか
1. コンクラーベ2日目も教皇は決まらず。黒い煙が上がる。
2. 枢機卿133人が投票、3分の2以上の得票が必要。
3. 投票は最大4回まで続行予定。信者4万5千人が集まる。

バチカンで行われている次のローマ教皇を決める秘密選挙「コンクラーベ」は、2日目の投票を迎えました。投票権を持つ133人の枢機卿がシスティーナ礼拝堂で投票を行いましたが、午前中の2回の投票では教皇は決まらず、黒い煙が上がりました。教皇の選出には、投票に参加している枢機卿の3分の2以上の得票が必要です。

初日の投票では、煙が上がるのが予定よりも遅れました。イタリアのANSA通信によると、参加する枢機卿が増えたことや、初めてのコンクラーベでイタリア語を話さない枢機卿が複数いたことが影響していると伝えられています。

投票は8日午後にも最大2回行われ、決まらない場合は9日午後までに最大4回の投票が予定されています。7日夜には、煙突が見えるサンピエトロ広場に約4万5千人の信者が集まりました。
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