アメリカ初の教皇「レオ14世」が誕生、その背景とは？

1. 米国出身のプレボスト枢機卿が教皇に選出された。
2. プレボストは南米での活動経験が豊富。
3. 中道派として多様性を重視する姿勢を持つ。

2025年5月8日、バチカンで米国出身のロバート・フランシス・プレボスト枢機卿が第267代ローマ教皇に選出され、教皇名はレオ14世となった。

プレボストはシカゴ生まれで、南米ペルーでの活動を中心に、貧しい人々や移民に寄り添う姿勢を示してきた。彼はフランシスコ前教皇の多様性を重視する改革を支持し、気候危機への行動を訴えている。

コンクラーベでは、米国出身者への警戒感がある中、国際的な経験が評価され、教皇に選ばれた。選出時にはシスティーナ礼拝堂から白い煙が上がり、多くの人々がその瞬間を見守った。