学校の安全管理はどうあるべきか
1. 小学校で教職員5人が暴行される事件が発生。
2. 容疑者は児童の母親の知人で、無施錠の門から侵入。
3. 学校の施錠管理の難しさが問題視されている。
東京都立川市の市立第三小学校で、教職員5人が負傷する事件が発生しました。逮捕された容疑者2人は、同校に在籍する2年生の母親の知人で、無施錠の門と出入り口から校舎内に侵入したとされています。
事件は学校の施錠管理の難しさを浮き彫りにしました。文部科学省のガイドラインでは施錠を例に挙げていますが、明確な指示はなく、各学校の対応はさまざまです。立川市の一部の小学校では電子錠を導入していますが、施錠ルールは定められていません。
校門を開ける機会が多く、教職員の負担が増すことも課題です。警備員の配置は8%にとどまり、多くの学校で不審者対応は教職員が担っています。今回の事件は、学校の安全管理の見直しを迫るものとなっています。