新教皇レオ14世はどのような人物なのか
1. 新教皇にアメリカ人のプレヴォスト枢機卿が選ばれた。
2. プレヴォスト氏はペルーでの活動経験が豊富。
3. 教皇フランシスコの改革を継続する姿勢を示す。
ロバート・プレヴォスト枢機卿が新教皇レオ14世として選ばれた。彼はアメリカ人として初めて教皇に就任したが、ペルーでの長年の宣教師活動からラテンアメリカ出身ともみなされている。
プレヴォスト氏は、教会での礼拝の手伝いを少年時代から行い、1982年に司祭となった。ペルーでは社会から疎外されたコミュニティーと関わりを持ち、10年間小教区の主任司祭や神学校の教員を務めた。
彼は教皇フランシスコの改革を支持し、移民、貧困、環境問題に対しても前任者と似た見解を持っている。特に気候変動については「言葉から行動へ」との姿勢を示し、環境との互恵関係を築くことを呼びかけている。また、教皇フランシスコが司教省の幹部に女性を任命したことを支持している。
プレヴォスト氏の選出は、教皇フランシスコによって任命された枢機卿が多く参加したことも影響している。