文書の欠落はなぜ起きたのか
1. 森友学園問題で文書の一部が欠落している。
2. 財務省は欠落を2017年の廃棄過程で説明。
3. 妻は第三者調査を強く希望している。
森友学園をめぐる公文書改ざん問題で、近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの妻が、文書の欠落を指摘し、財務省に説明を求めています。財務省は、2017年に政治家関係者との応接録を廃棄した過程で欠落したと回答しました。
開示された文書には通し番号が振られていましたが、74件が欠落していることが判明しました。赤木さんの妻は、第三者による調査を強く希望しています。
大阪高裁は今年1月、財務省の不開示決定を取り消すよう命じ、妻が逆転勝訴しました。財務省は関連文書を段階的に開示する方針を示していますが、弁護団は文書の欠落についてさらなる説明を求めています。