備蓄米、4回目の放出で10万トンが市場に登場!その背景とは?

備蓄米、4回目の放出で10万トンが市場に登場!その背景とは?

※記事の画像はイメージです

政府の備蓄米放出で米価は下がるのか
1. 政府は備蓄米を10万トン放出する方針を固めた。
2. 備蓄米の放出で米価を下げることを目指している。
3. 卸売業者に米価抑制への協力を求める方針だ。

政府と与党は、米価の高騰を抑えるために、政府備蓄米を10万トン放出する方針を決定しました。これまでに3回の放出が行われましたが、米価は依然として高水準にあります。政府は、流通量を増やすことで価格を下げることを目指しています。

石破茂首相は、江藤拓農相に対し、新米が出回る前の7月まで毎月放出するよう指示しました。これにより、6月に予定されている5回目の放出以降も、毎月10万トンの放出が計画されています。

備蓄米はこれまでに3回の入札で約31万トンが落札され、順次放出されています。農林水産省によると、備蓄米を交ぜたブレンド米の増加により、米価は18週ぶりに値下がりしましたが、依然として前年同期の約2倍の水準です。

政府は、卸売業者に対して米価抑制への協力を求める方針です。
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