ロシアとウクライナの交渉、停戦は実現するのか
1. ロシアとウクライナが3年ぶりに直接交渉を開始。
2. ウクライナは即時停戦を求め、ロシアは条件を提示。
3. 停戦の進展は不透明で、悲観的な見通しが多い。
ロシアとウクライナの約3年ぶりの直接交渉が、トルコのイスタンブールで始まります。ウクライナの代表団は、仲介役のアメリカとトルコと共に交渉に向けた対応を協議しています。
今回の交渉では、プーチン大統領とゼレンスキー大統領の首脳会談は実現せず、ロシア側はメジンスキー大統領補佐官、ウクライナ側はウメロフ国防相が交渉団を率いています。
ゼレンスキー大統領はロシア側の代表団を「お飾り」と批判し、アメリカのルビオ国務長官も「重大な突破口が開けるとは思わない」と悲観的な見通しを示しています。
ウクライナ側は即時停戦を求める一方で、ロシア側は交渉で様々な条件を突きつける構えで、停戦へ向けた進展があるかは不透明です。