スーパーに届いた備蓄米、落札率わずか7%の理由とは?

スーパーに届いた備蓄米、落札率わずか7%の理由とは?

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米の価格上昇、備蓄米はなぜ流通しないのか
1. 業者間での米の価格が過去最高値を更新。
2. スーパーに届いた備蓄米は7%にとどまる。
3. 農水省は流通促進を業者に求める。

業者間で取引される米の価格が再び値上がりし、過去最高値を更新しました。先月の米の価格は60キロあたりで前年同月より1万円以上高い2万7102円となり、前月よりも1200円以上高くなっています。

農林水産省は、価格上昇の要因として、業者間での契約の前倒しが拡大したことを挙げています。一方、備蓄米の流通は進んでおらず、スーパーなどに届いたのは21万トン中1万4922トン、わずか7%にとどまっています。

農水省は、備蓄米が広く流通していない現状を受け、業者に対して流通を進めるよう引き続き求めています。
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