日産、栃木工場の一部売却を検討中。今後の動向に注目!

日産、栃木工場の一部売却を検討中。今後の動向に注目!

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日産の工場売却とリストラ策、どう進展するのか
1. 日産は栃木工場の一部売却を検討中。
2. 横浜本社の売却も視野に入れている。
3. 国内外で工場閉鎖を進める計画。

日産自動車は経営不振により、国内の主力工場である栃木工場の一部売却と縮小を検討しています。栃木工場は日産の国内工場で最大の面積を持ち、1968年から生産を開始し、シーマやスカイラインなどの代表車種を生産してきました。近年は新型EVアリアの生産拠点となっていますが、広大な敷地がネックとなり、一部を売却してリストラ費用に充てる考えです。生産ラインの縮小や従業員削減については未定です。

また、横浜市にある本社の売却も検討されており、資産価値は1000億円弱と見られています。売却後は賃貸契約を結び入居を続ける「セール・アンド・リースバック」の手法が考えられています。

日産は2万人のリストラ策の一環として、事務系社員の早期退職を募集しています。さらに、国内外で7つの工場閉鎖を発表し、神奈川県の追浜工場や湘南工場、メキシコの2工場の閉鎖を検討していますが、自治体や政府との調整が難航しています。
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