小泉氏が新たな備蓄米放出方法を発表、その革新性に注目！

1. 政府備蓄米を随意契約で小売業者に売却。
2. 店頭価格は5キロ2千円を目指す。
3. 流通経路拡大のため条件を見直す。

小泉進次郎農相は、政府備蓄米の新たな放出方式を発表しました。これまでの競争入札を取りやめ、随意契約で大手スーパーなどの小売業者に直接売り渡す方式に変更します。6月初旬には、店頭で5キロ当たり2千円で販売されることを目指しています。

放出量は30万トンで、需要に応じて追加も検討されます。これまではJA全農などに売り渡していましたが、流通の拡大が遅れていたため、消費者に近い事業者に切り替えることにしました。

放出される備蓄米は2022年産と2021年産で、60キロ当たり1万円程度で業者に売り出されます。地方への輸送費は国が負担し、経費を含めても店頭価格が5キロで2千円程度に収まるようにします。

割安な備蓄米を全国に広く流通させるため、インターネット販売も検討されています。また、流通経路拡大を妨げていた条件も見直され、小売業者にはこれまでのような条件を付けない方針です。