泉佐野市の新たな取り組みは社会問題を解決できるのか
1. 泉佐野市が赤ちゃんポストと内密出産を導入予定。
2. ふるさと納税などを原資に福祉基金で運用。
3. 市長は出産後の遺棄事件対策に取り組む意向。
大阪府泉佐野市は、親が育てられない乳幼児を匿名で受け入れる赤ちゃんポストと、病院以外で身元を明かさない内密出産ができる設備を市内の医療機関と連携して設置し、2026年度中に運用を開始する方針を発表しました。
これは、熊本市の慈恵病院と東京都墨田区の賛育会病院に続く全国3例目の取り組みとなります。泉佐野市は、ふるさと納税や一般からの寄付金を原資とした福祉基金で運用を予定しており、内密出産の費用を本人に求めるかどうかは検討中です。
市長は、出産後の遺棄事件が続いている現状に対し、行政として対策に取り組む意向を示しています。