JAFがチャイルドシート基準を見直し、安全性がさらに向上!

JAFがチャイルドシート基準を見直し、安全性がさらに向上!

※記事の画像はイメージです

チャイルドシートの基準はどう変わるのか
1. JAFがチャイルドシート使用基準を150センチ未満に引き上げる。
2. 事故でシートベルトが子供の首や腹部に危険を及ぼす。
3. 基準統一の動きが広がる可能性がある。

JAFは、シートベルトをしていない後部座席のダミー人形が前方に飛び出す衝突実験を行い、チャイルドシートの使用推奨基準を見直すことを決定しました。

これまでの基準は身長140センチ未満でしたが、安全性を重視し、来年から150センチ未満に引き上げる予定です。

国内では法律で6歳未満の乳幼児にチャイルドシートの使用が義務付けられていますが、JAFは6歳以上でも140センチに満たない場合はチャイルドシートの使用を推奨しています。

大人の体格に達していない子供がシートベルトを使用すると、首や腹部に危険が及ぶことがあり、実際に福岡市での事故ではシートベルトが原因で子供が死亡しました。

海外では150センチ未満の子供にチャイルドシート使用を義務付ける国もあり、日本自動車工業会も同様の基準を推奨しています。

JAFの基準引き上げにより、国内での基準統一の動きが広がる可能性があります。
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