デブリ作業が中断!接続順のミスが原因か?

デブリ作業が中断!接続順のミスが原因か?

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福島第一原発の燃料デブリ取り出しはどうなるのか
1. 東京電力は燃料デブリの取り出しを断念。
2. 準備作業で接続順を間違えた。
3. 今後の日程は未定。

東京電力は福島第一原発で予定していた溶け落ちた核燃料「燃料デブリ」の試験的な取り出しを断念しました。

22日朝、作業直前に準備作業で押し込みパイプの接続順を間違えたことが判明し、作業を中断しました。押し込みパイプは5本あり、長さ1.5メートル、重さ100キロほどで、それぞれ形状が似ているため、接続順を間違えたことが原因です。

東京電力は22日の作業を再開せず、今後の日程については未定としています。

福島第一原発では、1号機から3号機までの原発事故で溶け落ちて固まった核燃料、いわゆる燃料デブリが約880トン存在し、その取り出しが廃炉の最大の課題となっています。
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