兵庫知事、失職か議会解散の岐路に立つ!

兵庫知事、失職か議会解散の岐路に立つ!

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斎藤元彦知事は続投か失職か
1. 斎藤元彦知事への不信任決議案が19日に提出される。
2. 斎藤知事は続投の意向を示している。
3. 不信任案が可決されれば、斎藤知事は失職か議会解散を選択する。

兵庫県の斎藤元彦知事に対する疑惑が文書で告発され、日本維新の会の県議団は9月議会開会日の19日に斎藤氏への不信任決議案を他会派と共同提出することを決定しました。これにより、全県議が開会日の提出で一致し、即日採決・可決が確実な情勢となりました。斎藤氏は失職か議会解散かの選択を迫られることになります。

斎藤氏は13日午前、報道陣の取材に対し続投の意向を強調し、「文書問題を招いた責任はあるが、改革の歩みを止めるわけにはいかない。県民の未来を託されている」と述べました。最大会派の自民党をはじめ各会派は12日に即時辞職を申し入れましたが、斎藤氏はこれを拒否しました。そのため、不信任案提出を協議し、19日とする自民の案で多くの会派が合意し、維新も同調することになりました。

13日には各会派が来年度当初予算に向けた県への重要政策提言を実施しましたが、斎藤氏の出席は見送られ、副知事が対応しました。不信任案の可決には議員3分の2以上が出席し、出席議員の4分の3以上の賛成が必要です。可決の場合、斎藤氏が10日以内に議会を解散しなければ失職します。議会を解散した場合は、改選後の県議会で3分の2以上が出席し、過半数が賛成すれば不信任案が成立し、斎藤氏は議会から通知を受けた時点で失職します。
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