停戦合意は中東の緊張を緩和するのか
1. バイデン大統領がイスラエルとレバノンの停戦合意を発表。
2. 停戦は現地時間27日午前4時に発効し、期間は60日間。
3. ネタニヤフ首相はヒズボラへの軍事作戦の成果を強調。
バイデン米大統領は、イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘に関して、両国が停戦に合意したと発表しました。
イスラエルとヒズボラは昨年10月以降、国境を挟んで交戦しており、イスラエル軍は今年9月末にレバノン南部に地上侵攻していました。停戦合意は現地時間27日午前4時に発効し、期間は60日間です。
イスラエル政府は26日の治安閣議で停戦案を承認し、ネタニヤフ首相はヒズボラを「数十年後退させた」と軍事作戦の成果を強調しました。また、ヒズボラが停戦合意を破った場合は再攻撃すると警告し、停戦を承認した理由として「武器供与に大きな遅れがあった」と説明しました。
米国からの支援が遅れたとみられ、すぐに再開するとも明らかにしました。