震災から14年、亡き娘が絵の中で成人を迎える感動の物語。

震災から14年、亡き娘が絵の中で成人を迎える感動の物語。

※記事の画像はイメージです

震災で失った娘の成人式、どんな姿で迎えたのか
1. 佐藤美香さんは震災で亡くなった娘の絵を成人式で受け取った。
2. 絵は画家小林憲明さんが描き、娘の成長を想像させた。
3. 美香さんは娘の同級生たちの晴れ着姿を見守った。

宮城県石巻市で行われた成人式で、佐藤美香さんは東日本大震災で亡くなった長女愛梨ちゃんの絵を受け取りました。愛梨ちゃんは震災当時6歳で、成人式に出席するはずでしたが、絵の中で成人した姿を見せてくれました。

絵は愛知県田原市の画家小林憲明さんが描いたもので、麻布に振り袖姿の愛梨ちゃんが描かれています。美香さんは、娘の同級生たちが晴れ着に身を包む姿を見守りながら、愛梨ちゃんの成長を想像し、色が付いた娘に会えたことを喜びました。

絵の振り袖は、次女珠莉さんが選んだもので、愛梨ちゃんの好きだった水色の帯が特徴です。
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