日本郵便の違約金引き下げ、背景に何があるのか
1. 日本郵便は違約金を4月に引き下げる予定。
2. 違約金は誤配1件5千円を目安に設定。
3. 高額な違約金は抑止効果が低いと説明。
日本郵便は、ゆうパックの配達を委託した業者から徴収する違約金を、2024年4月をめどに引き下げると発表しました。昨年、関東地区の業者から十分な根拠を示さずに違約金を徴収したとして、下請法違反で行政指導を受けたことが背景にあります。
違約金は誤配1件につき5千円を目安に設定されていますが、目安を大きく上回る郵便局も存在しました。日本郵便は、高額な違約金が抑止効果を持たない理由として、配達1個当たりの報酬以下の場合、顧客に迷惑がかかると説明しています。