なぜ山火事の被害を広島に例えるのか
1. FOXテレビのキャスターが山火事を広島に例えた。
2. 被爆者から批判の声が上がっている。
3. 日本被団協の代表が発言に対し悲しみを表明。
アメリカ・ロサンゼルスの山火事について、FOXテレビのキャスターが「原爆を落とされた後の広島のようだ」と表現し、被爆者から批判を受けています。キャスターのジェシー・ウォーターズ氏は、延焼が続く高級住宅地の焼け跡をこのように表現しました。
また、他のメディアでも同様の表現が使われ、ロサンゼルス郡の保安官も記者会見で「原爆が落ちたような感じ」と述べました。
これに対し、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の箕牧智之代表委員は、山火事の被害を「残念に思う」としつつ、「核兵器と重ねて同じように被害をいうのは理解に苦しむ」とコメントしています。
被爆者たちは、こうした発言が未だに世界で行われていることに対し、悲しみを感じています。