国民の政治不満はどこから来るのか
1. 政治に不満を持つ人が82%に達した。
2. 政治とカネの問題解決に懐疑的な人が多い。
3. 政権交代を望むが現実的と思わない人が多い。
読売新聞社と早稲田大学が共同で行った全国世論調査によると、現在の政治に不満を持つ人が82%に達し、過去8回の調査で最多となった。
特に物価高や自民党派閥を巡る「政治とカネ」の問題が影響しているとみられる。政治資金規正法違反事件を受けた自民党派閥の解散が問題解決につながると考える人は少なく、情報公開や法律の厳格化が必要とされている。
与党の惨敗を受け、政権交代を望む声は多いが、現実的に起きるとは考えない人が過半数を占めている。