高額療養費の壁、患者の声が響く。過酷な現実とは?

高額療養費の壁、患者の声が響く。過酷な現実とは?

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高額療養費制度の負担増、どうするべきか
1. 高額療養費制度は患者の負担を軽減する制度です。
2. 政府は自己負担額を段階的に引き上げる方針です。
3. 水戸部さんは方針の白紙撤回を訴えています。

高額療養費制度は、医療費が高額になった際に患者の負担を軽減するため、毎月の自己負担額に上限を設ける制度です。しかし、政府は現役世代の保険料負担を軽減するため、自己負担額を段階的に引き上げる方針を示しています。

この方針に対し、ステージ4の肺腺がんを患う水戸部ゆうこさんは、立憲民主党の会議で白紙撤回を訴えました。水戸部さんは、自己負担額の引き上げが子育てをする親にとって過酷であり、治療を諦めざるを得ない状況に追い込まれると訴えています。

この問題は衆議院予算委員会でも取り上げられ、立憲の中島衆院議員が石破首相に方針の見直しを求めました。石破首相は、高額療養費制度の持続可能性と必要性を両立させる解決策を模索する意向を示しています。
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