木村隆二被告はなぜ事件を起こしたのか
1. 木村隆二被告に懲役10年の判決が言い渡された。
2. 被告は選挙制度に不満を持ち、事件を起こした。
3. 被告は法廷で謝罪し、社会復帰を望んでいる。
和歌山市で2年前、岸田文雄前首相らにパイプ爆弾を投げつけたとして、殺人未遂など五つの罪に問われた木村隆二被告の裁判員裁判が行われ、和歌山地裁は懲役10年の判決を言い渡しました。
被告は選挙制度に不満を持ち、政治家を目指していましたが、年齢制限で立候補できず、選挙制度は憲法に反するとして国を相手に民事裁判を起こしましたが敗訴しました。
自身の考えに関心を集めたいと考え、事件を起こしました。法廷で謝罪し、社会復帰後は真面目に働きたいと語りました。
弁護団は控訴を検討中で、和歌山地検は控訴を検討していないと述べています。