高齢者の免許返納が24年に42万件、5年ぶりに増加!その背景とは?

高齢者の免許返納が24年に42万件、5年ぶりに増加!その背景とは?

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高齢者の免許返納は増加傾向にあるのか
1. 2024年の免許返納件数は42万7914件で増加。
2. 75歳以上の返納が全体の約6割を占める。
3. 19年の池袋事故後、返納件数は減少傾向だった。

2024年に運転免許証を自主返納した件数は、前年から4万4957件増加し、42万7914件に達しました。この増加は5年ぶりのことです。

特に75歳以上の高齢者による返納が全体の約6割を占め、26万4916件となっています。75歳未満の返納件数も増加し、16万2998件となりました。

2019年に東京・池袋で高齢ドライバーによる重大事故が発生した際には、過去最多の60万1022件の返納がありましたが、新型コロナウイルスの影響で2020年以降は減少傾向にありました。

2024年末時点で、75歳以上の免許保有者は789万7762人です。
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