石破茂首相の会食自粛、商品券問題の影響は
1. 石破茂首相が商品券配布問題で夜の会食を控える。
2. 首相は党内基盤強化のため会食を重ねていた。
3. 商品券問題で会食が頓挫し、謝罪と反省の日々が続く。
石破茂首相は自民党議員への商品券配布問題を受け、夜の会食を控えることになりました。3月に入り、連日のように行われていた会合は、問題が発覚した13日を境に停止しました。
首相は党内基盤が弱いため、食事を通じて関係を強化しようとしていたとみられますが、しばらくは公務後に首相公邸で過ごす「反省」の日々が続く見込みです。首相は同僚議員との交流が苦手とされていましたが、今月1日から13日までに外交日程を含めて11回の夜会食を行っていました。
商品券を配布した3日の会合や、4日の総裁選の祝勝会、13日の「いいくに会」の会合などで議員らと親交を深めていました。しかし、商品券問題で「飲み食い政治」は事実上頓挫し、国会では陳謝を繰り返す状況にあります。
首相は14日以降、外交日程を除き、夜会食を見合わせています。会食には情報収集や関係づくり、政策のアイデア集めなどの目的があったとされていますが、現在は謝罪と反省に専念するしかない状況です。