なぜノロウイルスは春でも流行しているのか
1. ノロウイルスが春でも流行中。家庭内感染が広がる。
2. 2つのウイルスが時期をずらして流行。
3. 手洗い、加熱、除菌が感染対策に重要。
ノロウイルスは通常冬に流行する感染症ですが、今年は春になっても異例の流行が続いています。福岡市では3月以降、34の施設で集団感染が発生し、感染者は600人以上に上ります。栃木県でも弁当店の仕出し弁当を食べた72人が体調不良を訴え、1人が死亡しました。
専門家によると、今年は2つの異なるタイプのノロウイルスが時期をずらして流行しているため、流行が長引いていると考えられています。感染を防ぐためには、手洗い、食品の加熱、次亜塩素酸ナトリウムによる除菌が重要です。
特に新生活が始まるこの時期、集団生活の場での予防対策が求められています。