赤沢氏、関税協議の新たな「土俵」を模索中！その行方は？

1. 赤沢経済再生相が関税政策協議のため訪米。
2. 日本製品の関税除外を求め、米側の意向を探る。
3. 信頼関係を築き、ウィンウィンな交渉を目指す。

赤沢亮正経済再生相は、トランプ米大統領の関税政策見直しを協議するため、米ワシントンに向けて出発しました。彼は日本製品を関税の対象から外すよう求めるとともに、米側の意向を探る方針です。

赤沢氏は、交渉は担当者間の信頼関係に大きく依存すると述べ、信頼関係を築くことを重視しています。彼は11日に米側との交渉担当閣僚に指名され、米側のベッセント財務長官やグリア通商代表部代表と会談予定です。

米側は非関税障壁、為替、農産物市場開放について議論したい意向を示していますが、トランプ氏の具体的な要求は不明です。石破茂首相も妥結を急がない考えで、今回の協議ではまず米側の出方を探り、交渉の基盤を整えることが優先されます。