政府が5歳児健診の普及に向けて支援を強化!子どもの健康を守る新たな取り組みとは?

政府が5歳児健診の普及に向けて支援を強化!子どもの健康を守る新たな取り組みとは?

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5歳児健診の普及、なぜ今必要なのか
1. 政府は5歳児健診の普及に向け支援を強化。
2. 2025年度から自治体への補助を引き上げる。
3. 発達障害の早期発見と支援体制が課題。

政府は、発育や健康状態を確認する乳幼児健診の一環として、発達障害の早期発見に有効な「5歳児健診」の普及を目指し、自治体への支援を強化する方針を示しました。2025年度からは自治体に対する補助を引き上げ、保健師らの研修費も支援します。

5歳前後は言語能力や社会性が高まる時期であり、発達障害の特性を認知しやすく、就学前に適切な支援につなげることが狙いです。しかし、医師の確保や健診後の支援体制の構築が課題となっています。

現在、5歳児健診は任意で、2023年度に実施した自治体は14%にとどまっていますが、こども家庭庁は2028年度までに全国での100%実施を目指しています。健診は地域の保健センターなどで原則無料で受けられ、運動機能や情緒面、社会性の発達を確認するための問診が行われます。
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