日本のGDPはなぜマイナス成長に転じたのか
1. 今年1月から3月のGDPは年率0.7%のマイナス。
2. 食料品の消費が落ち込み、1年ぶりのマイナス成長。
3. 輸出が減少し、輸入が増加しGDPを押し下げた。
今年1月から3月の日本のGDPは、年率換算で0.7%のマイナスとなり、1年ぶりのマイナス成長を記録しました。
内閣府の発表によると、物価変動を除いた実質GDPは前期比でマイナス0.2%でした。物価高が続く中、消費者の節約志向が高まり、特にコメや野菜などの食料品の消費が落ち込んだことが影響しています。
また、世界的にトランプ関税への警戒感が強まる中で輸出が減少し、輸入が大幅に増加したこともGDP全体を押し下げる要因となりました。